マラソン1年生再履修その 4 脳内自分作戦会議 

2023年3月30日木曜日

 30km走の少し前、夜ジョグをしていて転倒、膝の横側を打ち付けました。
すごく内出血はしたものの、曲げ伸ばしは問題なし。
翌日、駅までの下り道が結構痛くて怖かったのですが、動き始めだけのようなので様子見していました。

30km走のとき、走り始めは割と激痛でしたが、我慢して走っているうちに痛さは薄れていき、なんとか無事に30kmを終えることはできました。

が、その翌日。

痛さもあるのですが、なんていうか、
力が入らない感じがあり動きがめちゃめちゃ鈍い。
どのくらい遅いかというと、80代後半の実母の歩行速度と
ペースが合うくらいでした・・・
(母には、「いつもそのくらいゆっくり歩いてほしい」と言われました・・・)

時間経過とともに、動きのスピードは戻っていったのですが

痛いが走れる→走った後痛い→
3日くらいで戻る

を繰り返しており、
セオリーでは2週間前はハーフなんですが様子見して10kmにし、自分の精神安定のために
12日前の15km走を、100年ぶりに大阪城公園で行いました。
路面の走りやすさもあって、5'20"ちょい切りくらいのペースで無理なくコントロールできました。
3年ぶりに下りを使わずに、キロ5を切れた・・・(涙)
1kmだけですが。

脚は痛いですが特別痛いわけではない。
距離を走らなければ、痛みは弱くなるでしょう。

わたしは、普段の生活では大変おーざっぱですが
自分のこだわりポイントにおいては
細かく計画をたて、そのプロセスを楽しむという一面があります。
ランというかレースについてもそれで、
いきあたりばったりでは走りたくない・・・
というか、結果的にはいきあたりばったりぽくなっても
一応綿密に計画は立てたい、というか。

わたしにとって、マラソンというスポーツは
「自分の走力を、レースの距離中に適切に配分しエンプティにして終える」
ことを目的とするスポーツ。
したがって
「自分の走力を冷徹に把握」
「その分配方法を考える」
これがある意味楽しみのうちになっています。
いや、正確には「たのしーーー」という感じではないですが
それをおもしろがるというか。

十分に練習できたかといえば疑問だけど、
そこそこ走れている時でも十分に練習できたと思えたことなんてない。
努力は確かに裏切らないけれど、
「した分」しか積みあがらないのが
「努力」。
その最中がどんなにつらかろうが、
頑張ったと思っていようが
「した分」以上にサービスをしてくれることは、ない。

3年ぶりに走るフルマラソンのために
精神的にはいろいろなハードルを越えたけれど
それによって実力以上にミラクルがおこることは絶対に、ない。

これまでの練習のラップと、書き留めていた体感とを穴のあくほど眺めて、
出した目論見は

●サブ4を目指しても悪くはないが
 わりとチャレンジブル
●現実的には、4時間ヒトケタあたりが、ターゲットか
●5km=28'00" ~28'15" では、
 ハーフまでは大丈夫
 25kmまでも多分大丈夫(←天候と気温次第では)
 30kmは怪しいなあ・・・
●30km以上走っていないので、それ以降は必ず脚は終わる
●脚力の問題なので、仮に5km=30'00"で走っていたとしても
 歩きとかレスト混ぜない限り、必ず脚は終わる
●補給は欠かさない やる気低下する
●10km・ハーフ、25km、30km、以降5kmごと

結論として

目標・松 →5km=28'00" Ave5'36"で
     押し切ってサブ4
目標・竹 →4時間ヒトケタ
      いけるとこまで5km=28'00"
目標・梅 →Ave6'00" 4時間13分台 
     初フルを超える!!

最低クリア目標として
必ず、歩かずに、完走してゴールする!!!
30km以降必ず落ちる前提で、プランB、Cを用意。
松・竹達成のための、
それぞれの、
25km、30km、35km、40kmの到達時間上限を計算し書き留めました。
25kmまではつぶれない前提だけど、
そんなところでつぶれていては
もう計画もへったくれもないからね。
重要なのは、
30km以降すごーーーく
つらくなることを
必ず覚悟しておくこと。

わたしの初フルは、本当に最悪で、
ゴール後もかなり悲惨でした。


そのことを踏まえると、名古屋から帰ってこれない可能性もあるので
念のため翌日は休みをとっています。

完璧だ。

ジェルを買いにいって浦島太郎状態で
わたわたしたり
1泊なのに、また、謎の行商人みたいなパッキングになったりしつつも
いよいよ前日がやってきて、名古屋に来ました。



ウィメンズに慣れている皆様に
お昼をご一緒いただいたり
(名古屋おでん)




見たことない華やかな受付会場まで
連れていっていただいたり



晩御飯のナゴヤメシをご一緒いただいたり
(名古屋コーチン親子丼)




交通手段や、会場の動線やら、当日の様子やらいろいろ教えていただいたり。

何よりも何よりも、ひとりではない、
と思えて
どれほどココロ強かったことでしょう。
ものすごく心が穏やかになりました。

えむさん、サトさん、
かおりさん、ちまきさん、
なおちゃん、山ちゃん!!!
本当に本当にありがとうございました!!!

翌朝、レース会場。
はじめましてのみなさま、お久しぶりのみなさまともお会いでき、
何年ぶりかしら?のシューズ円陣。




わーーー・・・(感慨)

ドームの地下?に荷物を預けて
スタートブロック付近に出ると、そこには見たことない光景が広がっていました。
当たり前ですが女性ばかり。


ライングループよりお借りしました。


そこにずらりと並ぶは、当たり前ですが、女子トイレばかり。
洋式トイレ、生理用品ありますのトイレ。

わーーーー・・・(感慨)

分不相応なブロック、Bブロックに気後れしながら移動。
初めましてのmomoさんがご一緒くださいましたので
楽しくお話させていただきながら
どうにか逃げ出さずに済みました。

普通の大会で、別に、ストレス!!って思っていたわけではなかったのですが
スタートブロックが
ぎすぎすしてない・・・
隙間があってもねじこんでくる人が
いない・・・
なんなら、前の方とかめっちゃあいていても、誰も気にしない・・・
ずっと楽しそうなおしゃべりの声が聞こえてくるよ・・・
きれいな人多い・・・
ウェアもめっちゃかわいい・・・
眼福・・・

なにか花園にいるかのようでした。
ほわほわ。

外周道路に移動が始まり、スタートゲートまでのあまりの近さにビビりました。
最後のタイム3:36'台を書いたら、
その影響でこんな場所に・・・
ごめんなさい!
スタートしたらすぐ端によらなくては。

スタート1分前になり、momoさんと、ゴールでね、と言い合いました。
ご一緒いただき本当にありがとうございました。

On Your Mark

スタート。

わたしへ。
On Your Pace!
and
Definitely come back here!


(続きます)

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