伊勢奥津から、外宮までの道のりは
舗装2.5km
↓
飼坂峠 未舗装路 約2km
↓
舗装7km
↓
櫃坂峠 未舗装路 約1.5km
↓
舗装 約38km
↓
飼坂峠 未舗装路 約2km
↓
舗装7km
↓
櫃坂峠 未舗装路 約1.5km
↓
舗装 約38km
ざっくりこんな感じ。
伊勢奥津駅を出発、しばらくは集落の中を通ります。
伊勢奥津は、かつて宿場町でした。
現在は旅館はないのですが、集落のお宅の軒先にかつての屋号を書いたのれんを下げておられたりして、伊勢本街道中、もっとも宿場の雰囲気を残しているところなのですが、残念ながら今日はよく見えません。
伊勢奥津は、かつて宿場町でした。
現在は旅館はないのですが、集落のお宅の軒先にかつての屋号を書いたのれんを下げておられたりして、伊勢本街道中、もっとも宿場の雰囲気を残しているところなのですが、残念ながら今日はよく見えません。
（明るいとこんな感じ）
集落を外れて山が近づいてきて
いったん国道をまたぎます。
飼坂トンネル横から未舗装路の始まり。
（明るいとこんな感じ）
最高地点が490mですので大して上りませんが
真暗の山道、まだ目も身体も慣れてませんので
とにかく慎重に。
真暗の山道、まだ目も身体も慣れてませんので
とにかく慎重に。
トップに到着。
（明るいとこんな感じ）
展望台が少し上にありますが
当然スルーして、下ります。
草ボーボーでルートがわかりにくい・・・
上りより道が見にくいってどうゆうことだ。 昼間ならなんということもないのですが
ナイトハイクはホントに違う道になりますね。
当然スルーして、下ります。
草ボーボーでルートがわかりにくい・・・
上りより道が見にくいってどうゆうことだ。 昼間ならなんということもないのですが
ナイトハイクはホントに違う道になりますね。
道幅が広がってホッとしたのもつかの間、えらく狭いう回路が指定されています。 ここも多分、昼間なら、
ちょっと狭いな、くらいで済む道なのですが、夜＆草ボーボーで、路面が見えない。
見えているところにだけ足を出す、
超慎重ペースでそろそろと進みます。
急がば回れ。
草に覆われているところは下から覗き込んで路面を確認していたのですが
一度、その草の下は右側が切れ落ちていて予想の道幅の半分くらいになっていた時はギョッとしました。
思っていたよりアドベンチャー・・・
しっかりトレースしてくれていたなおちゃんと無事に舗装路に出たときは、ほっとしました。
道の駅に立ち寄るため伊勢本街道とは少し外れてR422を歩きます。
道の駅は、もうそこ、
そしたら甘い飲み物を飲んで水も補充しよう。 道の駅らしき建物が見えてきたのですが
なんか・・・暗くない・・・？
そう言い合いながらとりあえず敷地内に入りましたが
なんということでしょう。たくさんある自販機のどれも、電源が落ちている・・・
道の駅は、もうそこ、
そしたら甘い飲み物を飲んで水も補充しよう。 道の駅らしき建物が見えてきたのですが
なんか・・・暗くない・・・？
そう言い合いながらとりあえず敷地内に入りましたが
なんということでしょう。たくさんある自販機のどれも、電源が落ちている・・・
お手洗いは使えましたが、センサータイプの洗面台は水が出ませんでした・・・
おう・・・
時刻は22:00過ぎでしたが、
道の駅みすぎ、夜に立ち寄られる方はご注意を！！
道の駅みすぎ、夜に立ち寄られる方はご注意を！！
しばらく国道歩きですが、街灯はナシ。
山の中の国道ですのでヘッデンがなければ真暗なはず。
・・・のですが、今日は満月。
黒い山影の上に、ぽっかりと丸い月。
山の中の国道ですのでヘッデンがなければ真暗なはず。
・・・のですが、今日は満月。
黒い山影の上に、ぽっかりと丸い月。
ためしに二人ともヘッデンを消してみました。
ちっぽけな人工の灯りなどまったく無意味だったように、
行く道はここだ、とはっきりわかるほど遠くまで煌煌と照らされていました。
秋の気配を感じるひんやり涼しい山の空気。
つきあかりを頼りに、歩いてお伊勢を目指す。
こんな贅沢な夜、ある？
つきあかりを頼りに、歩いてお伊勢を目指す。
こんな贅沢な夜、ある？
さて、次なる・そして、
伊勢本街道最後の山間部峠である、
櫃坂峠を目指してざくざく歩きます。
だんだん山間部に入ってきたわね、というところあたりでした。
伊勢本街道最後の山間部峠である、
櫃坂峠を目指してざくざく歩きます。
だんだん山間部に入ってきたわね、というところあたりでした。
いつの間にやらパーティーが増えていました。
2匹のハチワレねこちゃん。
にゃーにゃー言いながら後ろをついてきます。
何も持ってないよ、といいながらも
アタマをなでてみたりしていたのですが
どこまでもついてくる・・・ ナワバリの結界があるだろうけど
ずっとなんか言ってついてくる・・・
何も持ってないよ、といいながらも
アタマをなでてみたりしていたのですが
どこまでもついてくる・・・ ナワバリの結界があるだろうけど
ずっとなんか言ってついてくる・・・
やがて櫃坂の分岐にさしかかりました。
ここはいわゆる片峠で、
こちら側からは下り一方です。
実はここは「クマ注意」なので
用意してきたプレイリストで爆音ミュージックスタート。 なおちゃんとおしゃべりしながら下りはじめます。
実はここは「クマ注意」なので
用意してきたプレイリストで爆音ミュージックスタート。 なおちゃんとおしゃべりしながら下りはじめます。
記憶では、シビアなところはなかったのですが前の飼坂峠みたいにう回路がシビアだったらイヤだな、と思いつつ、今のところは道幅も広くて安心。
順調に下っていると、後ろから。
にゃー。
にゃーって、あのハチワレねこズ、まだついてくるよ・・・
クマはいないが、ねこがいる・・・
先を急ぐ旅人のスネにまとわりついて、
ひとをイラっとさせるという
（実害小さいね）
「妖怪すねこすり」をなんとなく思い出しながらも、広い林道に出ました。
「妖怪すねこすり」をなんとなく思い出しながらも、広い林道に出ました。
道が狭くならなくてよかったね、と言い合っていたら。
今まで後ろをついてきていたねこズの1匹が、にゃーーーーと大きく鳴きながら
急に走ってきてわたしたちの前に出ました。
急に走ってきてわたしたちの前に出ました。
こ、これは・・・
すねこすり的展開なのか？？？
それとも、この先に行くな、という
お告げ的な・・・？
すねこすり的展開なのか？？？
それとも、この先に行くな、という
お告げ的な・・・？
だがしかし。
先に行くなと言われても、こんな中途半端なところで止まる訳にもいかず、戻ったところで交通機関はないし
大体夜中だし。
先に行くなと言われても、こんな中途半端なところで止まる訳にもいかず、戻ったところで交通機関はないし
大体夜中だし。
わからん、ねこのきもち・・・
なにより甘い飲み物が飲みたかったので
もしかしたら申し訳ないのだけど
ねこのお告げは完全スルーして、
そのまま歩き続けて舗装路に出ました。 少し行くと集落。
もしかしたら申し訳ないのだけど
ねこのお告げは完全スルーして、
そのまま歩き続けて舗装路に出ました。 少し行くと集落。
いつの間にかお告げねこズは姿を消していました。
集落に住むコのお散歩の帰りだったのかなあ。
なんにせよ、山間部はこれで終わり。
とりあえず安全に通れてよかったよ。
ありがとう、お告げねこズ！！
（多分違う）
（多分違う）
自販機も出現。
立ったまま飲み物のんだり、おにぎり食べたりして
ちょっと休憩です。
そういや前もここで甘い飲み物を飲んだ記憶あり。
伊勢奥津駅から、15kmくらい。
立ったまま飲み物のんだり、おにぎり食べたりして
ちょっと休憩です。
そういや前もここで甘い飲み物を飲んだ記憶あり。
伊勢奥津駅から、15kmくらい。
さてここからはほぼ舗装路歩き。
マシューさんはどうしているだろうか。
ちゃんと会えるんだろうか。 気になりますが、ガンガン進むしかない。
マシューさんはどうしているだろうか。
ちゃんと会えるんだろうか。 気になりますが、ガンガン進むしかない。
がんばろうね、なおちゃん。
（続きます）