こどものでんわ

2022年3月4日金曜日

よもやま話

 わたしは携帯を2台持ちしています。

もうどのくらいになるのかなあ、 元々使っていたガラケーを、諸々の事情でスマホに替えることができず 格安SIMで通話無しのスマホを別に持った、というのが始まりで ガラケー+スマホという体制は、面倒なようですが これでなかなか快適でした。

好みの問題もあるでしょうが、
通話(ほぼ家族と会社)・メール(主に高齢の実母相手)
のみ使用なら、シンプルに使いやすく かつ軽量コンパクトなガラケーが最適だったからです。
ガラケーはキャリア契約なので、通信が入りやすいというのも、 山間部をうろつくことの多い自分には また安心材料でした。
ですが、長らく使っていたガラケーに寿命がやってきました。 次なるガラケーを求めて、ソ●トバンクに出向いたわたしは ちょっとした浦島太郎状態でした・・・

0円のガラケーはすでになく。
いや、別にスマホでもいいのですが 家族間と会社連絡用なので、通話とメールができればよく、 機能は求めない代わりに、とにかく課金を安く!!! というわたしの希望に沿える価格帯のスマホはありませんでした。

手詰まりか、と思ったその時、ソ●トバンクのお兄さんが言いました。
 「とにかく課金を安く、ということなら キッズ用の携帯、という手があります。」
え、早くそれを教えてくれれば、と前のめりになったわたしをいなすように
「ですが、とても制約が多くて・・・」
、とお兄さん。 聞けば、

・登録された電話番号しか受発電できない。
・メールも同様 
・インターネットには出られない
・電話番号、メールの登録には管理者権限が必要
・登録は20件まで とのこと。

なるほど、キッズたちをサイバー界の魑魅魍魎から守るための 結界が張られているわけね? だけど、どれも問題なし。
 20件も電話かかってくるとこないしー。
(スマホ側は通話つきSIMに替えている)
(電話くれるともだちもすくないよ、悪かったね)

とにかく、その時点では、バツグンに課金が安かった。 ただ1点そこに目がくらんで、 晴れて、キッズフォンを使用する成人となったのでした。



さて、管理者でもある自分、旧ガラケーからの電話帳引継ぎができないので 手作業で、電話番号とメールの登録をしました。
数が少ないので楽勝なのですが デフォルト設定に、
「登録をした相手に、登録した旨のメールが送られる」
ことに 気がつきました。
(自分のスマホ側を最初に登録したため)
うわー周到・・・ 一方的に登録できないようになっているのね?
(送信しないようにする設定もある)
(それなりのステップを要する)

キッズ携帯ならではの機能として、
 「みまもり機能」があります。



管理者(保護者)携帯を山行きの時だけ、夫にすれば安心なのでは!とも思いましたが、行動範囲に設定できる範囲が狭すぎました。
(アカン)

あきらめて、普通に使い始めたのですが、
なんか、ビミョーに使いにくい?
メールを打てば、ミスタッチが多いし、時間がかかる。
電話をすれば、やたら「声が遠い」と言われる。
それは全てサイズの問題でした。
メールの画面。



入力ボックスちっっっさ!!
わたしは手が小さいのですが、別に指は細いわけじゃないのね、ということがよくわかりました。目標がずれる。
電話が遠いのも顔サイズが設定サイズを、オーバーしてるせい。
ビミョーにしゃべる時・聞くときで位置をずらしぎみに使うのは、もの悲しいものがありました…

すごく不便じゃないけどボディブローのように段々イラついてくる不便さ。
絶妙な加減のイラつきに耐えながらもそのまま使い続けて、先月。
機種変更してもいいかな?というタイミングが巡ってきました。やっと機種代金を払い終わったことでもあり、お別れしました。

特に未練があるわけではないのですが、心残りがひとつだけ。
このヒモ。



防犯ブザーです。
ひっぱるとブザーがなるらしい。
マニュアルを見ていると、何回も出てくる「大音量」の文字。
あろうことか、こんな注意書きまでも・・・



そ、そんなにも?
これ武器になるんじゃない?獣よけとして。
山行きに持っていこうか迷い中。
問題は止めかたにコツがいりそうなので練習をしたいのですが、そのためには、まず鳴らさないといけない、ということだけですね。


大音量にわたわたして
押し込めない予感しかしません…





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