勝手に観光協会 その4

2021年5月23日日曜日

熊野古道雲取越 勝手に観光協会 妄想旅

 
熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社に参拝した後、那智から本宮に戻るために利用された道が「大雲取越」「小雲取越」です。




大雲取越

熊野那智大社←→小口
ガイドには14.5kmとありますが、迂回路を通ると+2.5km、17kmです。
一番低い所は70m、一番高いところは870m。
本宮→那智の方向で行った場合、
この差を上ることになります。
那智→本宮の方向では下りになりますが、
石畳の急坂、しかも距離が長いので楽ではないと思います。
このあたりは古道らしい石畳の道で
とても情緒はあるのですが、雨でもふろうものなら下りはかなり滑ります。要注意!
舗装路、2%くらい?


小雲取越

小口←→請川 13km。
請川・熊野本宮間は4kmくらい。
(バスもあります。)

一番低い所は60m、一番高いところは500m。
本宮→那智の方向で行った場合は、
この差は下り。
那智→本宮の方向では上りになりますが、3kmくらい。
総じて大雲取越に比べると、キツくないと思います。
石畳もほとんどないので、走れる人なら高速ヒャッハーコース!
舗装路、ほぼなし。



小口には、民宿がありますので、
1泊2日で余裕をもって小雲取越・大雲取越を踏破することもできます。
請川の近くには川湯温泉があります。


ひとに会った実績

大雲取越 2人
小雲取越 1人 人外・ヘビ(生きてる)

エスケープ

小雲取越、大雲取越とも入ってしまうと、途中でエスケープはできませんが、
小雲取の端、小口からは
新宮までバスが出ています。(1時間)
反対の端、請川からも、
徒歩10分のバス停(下地橋)から新宮までバスが出ています。(53分)

補給




自販機があるのは、
大雲取・地蔵茶屋跡





小口の集落の中。詳細↓




那智大社←→熊野本宮を結ぶ道なので、
スタートもゴールも、比較的交通機関が便利ですね。(他の古道に比べれば)

道は、眺望はひらけないのですが、古道らしいところが多く残っていて、わたしは好きです。
ぜひまた通りたいと思います。


妄想旅程@自分

前回は小雲→大雲で行きましたので、
前回通らなかった、那智山ふもとの大門坂スタートで、今度は大雲→小雲で行きたいと思います。

那智勝浦まで車、
那智勝浦駅から那智山までバス、
(始発バスに乗れば7:00に大門坂)
那智大社から35kmがんばって本宮。
前回実績に沿えば、
16:00までには到着できるかな?
本宮から新宮までバスで戻り、
那智勝浦まで電車。車で帰宅。

日帰り可能!!

前回那智大社で食べそびれた、黒飴ソフトが気になって気になって…!

黒飴ソフト(借り物画像)


熊野古道、残すは、


●大辺路(世界遺産ではない)
→海岸線沿いで、ロードばかりの120km
面白くなさそう…と思いつつ一応調べていったら、だんだん興味が出てきちゃったので、
他府県との往来が大丈夫になったら、
ひとりウルトラのつもりで、行こうと思います。

●大峯奥駆道
→テント自炊装備20kgを担いで1日20kmを歩き、設営・撤収を多少の風雨の中でもこなせるようになり、それを5日間続けることができる。
そのスキルを身につけて、絶対に絶対に、
踏破したい。そのために、少しずつ無理なくがんばろうと思っています。


諸々の事情で中々筆が進まない日々が続き
長くかかってしまいました。

ご興味ない方が大半でしょうに
それでもお読みいただいて、
本当に本当にありがとうございました。


わたしの拙い観光案内では、
熊野古道の楽しさ、素晴らしさを
お伝えできていないとは思いますが、
ぜひぜひ、お運びいただきたい!
大阪・和歌山あたりの方なら
日帰りで行ける区間もあります。

ぜひ…!(熱いマナザシ)

わたしも、また、必ず行きます!










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