手持ちの高低図を見ると、円座石を過ぎると
少しだけフラット(に近い)箇所があるようです。
早歩きで、補給(ちょいパクラスク)→水を飲む
→少し走る→早歩きで補給(以下略)
を繰り返しながら、難所に備えました。
やがて見えてきた、
ずーーーっと上り坂の石畳。
なんか先が見えないくらい
上ってるんだけど・・・
陽の差さない樹林帯の石畳の道。
「よみがえり」の熊野古道とくればムード満点ですが、スピリチュアルな感性は持ち合わせていないため、心にはスパルタ監督が降臨していました。
動力は己の肉体のみ。
エスケープはできない区間、
お前の脚を動かすしかない!!
キリキリ歩め!!
休むな!!
(こういう道でいったん止まると
リスタートがとてもツラい)
という檄が飛ぶ飛ぶ。
どこに足をおけば滑らないか。
この土部分にはつま先を突っ込めるか。
かかとにテンションかけるな。
(滑るので)
進んでいけばいつか終わる!!
おりゃーーー!!!
「ゲンザイノ ヒョウコウハ ●メーター
ジコクハ ▲ジ デス」
と読み上げる登山アプリの声だけが
静かな山中に響き、
脳内にはなぜか「おさるのかごや」が無限リピート、それに合わせて、ただ、無心にのぼっていくマシーンと化していました、ホイサッサ。
ラスボス、胴切り坂。
借り物 |
うー、容赦ないな・・・
やがて、最高標高の越前峠に到着。
かつては遠く越前まで見通せたとか?
(えーーー)
今は残念、眺望は開けていません。
思ったのは、
2.5km600m強の上がり
(小口からは4.8km800m上がり)
楽ではなかったけれど、
今度は那智大社→本宮で、また通りたいと思いますが、その時の計画には考慮しないとな。
さて、最高標高は過ぎたのであとは下り基調になるはず。
ただ、石畳の具合によってはペースは上がらないか。
途中崩落個所があるため、迂回指示が出ていました。
プラス3km、かあ…
でも林道なので稼ぎどころだろうか?
別に遅れているわけではないのですが、
なにせ初見の道で先行きがわからないため、走れるところは走りたい。
ポテ走りながら、地道に走って、
本来の道と合流する、
実は水がココロモトなく、大雲取に入ったときから節約モードで飲んでいたので
補充できるの嬉しい。
この自販機大変ステキで、なにがステキって、
ゴミ箱が併設されているのです。
山中の自販機はゴミ箱がないところが多いため
空きカンは持って帰るのですが、本日はザックに余裕がないので、捨てられないなら水の補充だけするつもりでした。
なんでも好きなもの、飲み干せるやーん♡
ウキウキ、健康に悪そうなメロンソーダ補給。
あーーーウマい!
ここからはしばらく上り舗装路、
もう走って上がれる脚ではありませんが、
だからといって、ダラ歩きはできない。
次第に斜度を増す舗装路は、
1.5kmほど続きました。
那智山まであと7km位、
色川辻から多分最後の上り。
時刻は14時台、
そして、ようやく。
古道が終わりました。
標識にしたがって森の中に入り、
着いたよー!
実は那智大社内のことも付近のことも
なにひとつ調べていなかったため、
やみくもにウロウロしてしまい
気が付けば、はや、夕方の気配。
紀伊勝浦駅までは10kmですが、
もう走る気力はなし、バスに乗ろう…
バスのりばがわからず、
なんとなく歩いていくと、門前町に出ました。
やっとついたよ、那智勝浦駅。
(バスに乗ってただけだけど)
仕方なく、補給食の残りの黒砂糖を食べて
餓えをしのぎ、2時間弱かけて
紀伊田辺駅に到着。
(次回、よもやま編)
やがて、最高標高の越前峠に到着。
かつては遠く越前まで見通せたとか?
(えーーー)
今は残念、眺望は開けていません。
思ったのは、
2.5km600m強の上がり
(小口からは4.8km800m上がり)
楽ではなかったけれど、
これは下りの方がつらいやつだ…
特に雨とか雨上がりなら、もう地獄のように滑るため、コースタイムの1.3倍は覚悟しないといけない区間だな、と。
特に雨とか雨上がりなら、もう地獄のように滑るため、コースタイムの1.3倍は覚悟しないといけない区間だな、と。
今度は那智大社→本宮で、また通りたいと思いますが、その時の計画には考慮しないとな。
さて、最高標高は過ぎたのであとは下り基調になるはず。
ただ、石畳の具合によってはペースは上がらないか。
幸い、下りは日当たりがよく、石畳も滑らない箇所が多かったのですが、絶対にケガをするわけにいかないので、
ペースは欲をかかずに慎重に。
途中崩落個所があるため、迂回指示が出ていました。
プラス3km、かあ…
でも林道なので稼ぎどころだろうか?
別に遅れているわけではないのですが、
なにせ初見の道で先行きがわからないため、走れるところは走りたい。
ポテ走りながら、地道に走って、
本来の道と合流する、
地蔵茶屋跡に着きました。
実は水がココロモトなく、大雲取に入ったときから節約モードで飲んでいたので
補充できるの嬉しい。
この自販機大変ステキで、なにがステキって、
ゴミ箱が併設されているのです。
山中の自販機はゴミ箱がないところが多いため
空きカンは持って帰るのですが、本日はザックに余裕がないので、捨てられないなら水の補充だけするつもりでした。
なんでも好きなもの、飲み干せるやーん♡
ウキウキ、健康に悪そうなメロンソーダ補給。
あーーーウマい!
ここからはしばらく上り舗装路、
もう走って上がれる脚ではありませんが、
だからといって、ダラ歩きはできない。
次第に斜度を増す舗装路は、
1.5kmほど続きました。
那智山まであと7km位、
色川辻から多分最後の上り。
うおー。
時刻は14時台、
明るいうちにゴールできそうです。
下りに転じてあと5kmほど。
木々の切れ間から、那智山へ向かう道でしょうか、道路が見えてきました。
それなのになかなか山が終わらず、
まだか〜まだか〜と思いながら
走っていました。
そして、ようやく。
古道が終わりました。
標識にしたがって森の中に入り、
着いたよー!
すぐ近くにあったのは西国札所一番、
青岸渡寺の鐘楼。美しい…
青岸渡寺の鐘楼。美しい…
実は那智大社内のことも付近のことも
なにひとつ調べていなかったため、
やみくもにウロウロしてしまい
気が付けば、はや、夕方の気配。
紀伊勝浦駅までは10kmですが、
もう走る気力はなし、バスに乗ろう…
バスのりばがわからず、
なんとなく歩いていくと、門前町に出ました。
時の流れが止まったみたいなお店。
那智黒とか那智石の碁石とか置物とか。
かなりご高齢とお見受けするお婆ちゃんが店番しておられて、
「あーまいくろあめ、どーですかー」て
歌うみたいにお声かけしてるのも
風情がありました。
那智黒とか那智石の碁石とか置物とか。
かなりご高齢とお見受けするお婆ちゃんが店番しておられて、
「あーまいくろあめ、どーですかー」て
歌うみたいにお声かけしてるのも
風情がありました。
数年後に来たら、なくなってしまってるかもしれない。かつては活気があっただろうお土産物街もシャッターが下りていました。
乗ることができました。
やっとついたよ、那智勝浦駅。
(バスに乗ってただけだけど)
大変です。
ご飯を食べる時間はなくなったので
コンビニでなにか買おう、と思ったら、
コンビニはない&商店はみな閉店してたよね、
18:00前…
ご飯を食べる時間はなくなったので
コンビニでなにか買おう、と思ったら、
コンビニはない&商店はみな閉店してたよね、
18:00前…
奈良の商店街よりウワテやな…
仕方なく、補給食の残りの黒砂糖を食べて
餓えをしのぎ、2時間弱かけて
紀伊田辺駅に到着。
2日目のみ。1日目は保存できず。 |
(次回、よもやま編)