具合が悪くなる、ということ-おぐら蔵

先週の出社日のこと。
その日の出社者は、シマでは、
わたしと、上司だけ。
午後になって、それは急にやってきました。

…痛い。

お腹のような、腰のような、背中な気もする。
え、なんかどんどん痛いんだけど、
え、ちょっと待って、コレ、
いっってええええぇぇーー！！

長年連れ添ってきた、婦人科系腹痛のようでもあるけど、場所が違う気もするし、
って、もうなんでもいいや、
とにかく痛いーーー！！

震えながら手持ちの鎮痛剤を飲み
ロッカールームで5分、横たわってみましたが
アカン感じ。
席に戻って30分、真っ直ぐ座れないので
ナナメになりながら頑張りましたがギブ。
あきらめて上司に、
「腹痛が治まらないので帰ります」
と告げました。
「発熱や風邪症状はありません」
とも。

覚悟はしてましたが、
上司はもちろん、近辺のひとびとは
凍りつきましたよね…
ご、ごめん。

今日の夜、明日の朝、様子を連絡するように
（コロナ感染の兆候の有無）
とのお達しを受けて、痛いハラを抱えて
早退しました。

痛む場所が、背中の下から脇腹、という事と
痛みの感覚の違いから、婦人科系ではない、
と判断しました。
コロナの兆候に腹痛はあったかな
と考えながら、困っていました。

これ、どうするのが正解？

今までなら、

鎮痛剤を服用して安静に。
→効かなければ鎮痛剤の強さを
　強くしていって、
　最後の手段は、ボルタレン座薬。
→最後の手段までいった場合は、
　日をあらためて念の為受診。

て感じにしてました。

でも、コロナ禍の今、
体調不良の時、感染の疑いがあるのかないのか、ハッキリさせないと、周りに迷惑をかけるような気が…

熱があれば、覚悟してPCR検査を受けなくては
と思うのですが、発熱はない。
ただ鎮痛剤を飲んでいるので
解熱されてる可能性があるんじゃない？

うー。どうしたらいいんだ。

痛みが治まらないので、その日は鎮痛剤を飲み続けて夜を過ごし、翌朝になりました。
ここまで発熱は、なし。
幸い痛みが治まってきたので、
薬なしで様子を見てみることにしました。
鎮痛剤なしで微熱でも出たら、
即、病院に連絡するつもり。

さあ、どうだ！！！

結局、夕方になっても発熱はなく、
風邪っぽい兆候も一切なく、
多分、大丈夫、なのでは、

ということになりました。
職場の関係者も、めっちゃ嬉しそうでした。
感染疑い者が出ると、色々大変だからね。
ごめんよ。
（今現在、不調は一切なし。）

いや、しかし、このご時世、
体調が悪くなるとこんなにも
自分も周りもヒヤヒヤすることになるのね。

アタマではわかっていましたが、
いざ、自分の身に体調不良が起こると、
本当に色々考えてしまいました。

具合が悪いのを周りに告げるのも
ちょっと勇気がいるし、
病院に行くことも躊躇しますね。
内科ではかかりつけ医がないので、
なおさらでした。
持病のある方は、どんなに大変でいらっしゃることか。

また、会食や密な場所での会話など、
感染リスクが高い行動をしない、
ということについても。
自分が感染しないためにももちろんですが
自分が感染した後でそういう行動をしていたら、そこで広げる可能性が高くなる。
今回、

「もし感染していたら、

濃厚接触者はいるか」

と真剣に考えましたが、
多分、居を共にしている夫だけ。
少なくとも、わたしは広げてはいない、
（夫にはゴメン）と思うと、

少し心は軽くなりました。

いつ感染しているか分からないのだから、
広げない前提で行動することは大事だな。
わたしなんて、在宅勤務できてるし、

やろうと思えば、いくらでも人との接触を減らせる環境なんだから、

ホンマに心がけよう、と思いました。

結局、腹痛の原因は、
よく分からなかったのですが…

考えたくないのだけど…

なんか…結石…ぽい…？

…

（ヤダな…）

次、痛くなったら、今度は、病院に
行ってみようと思います！

具合が悪くなる、ということ