お正月3日、お天気も良かったので
近場の山に行こうと思い、
二上山に向かいました。
奈良盆地の北西部、奈良県と大阪府が境を接するあたりに位置し、雄岳と雌岳が寄り添って並ぶ二上山。左右に金剛・葛城山系と信貴・生駒山系をしたがえ、四季折々、季節のうつろいの中でその優美な姿を変えていきます。雄岳の頂上には、謀反の罪で命を落とした悲劇の皇子・大津皇子が眠ります。古くは『万葉集』に詠まれ、万葉の「ふたかみやま」として古代史の舞台ともなりました。
二上山上ノ池横登山口 から
雄岳山頂(516m)まで約2.4km
雌岳山頂(473m)まで、約3.2km
→馬の背→雌岳山頂
→展望台脇→古代池→R166
→竹内峠途中→R166→
岩屋→雌岳山頂→馬の背→雄岳山頂
→二上神社ルート→二上神社
→ロード走って二上山駅
→竹内峠途中→R166→
岩屋→雌岳山頂→馬の背→雄岳山頂
→二上神社ルート→二上神社
→ロード走って二上山駅
(距離合わせで余計に走った)
計15km 2:59'00"
累積標高 1,302m
所感
小辺路縦走以来の山登り。アップダウンをせっせと走ってトレーニングはしていたつもりでしたが、山登りは全然別。
早歩き程度の速度でも、登りがちょっとキツくなったら、心拍がパッカーンと上がる。
キツい。なまってる。ショック。
竹内峠途中、とあるのは、
ダイトレ走って、葛城山まで行く?
と考えていましたが竹内峠で気が滅入ってしまいキッパリ断念して引き返し。
(竹内峠って気が滅入りませんか?
わたしだけ?)
R166から、ロードで當麻駅にも行けますが、
思い直して、岩屋峠から、再度登り返して
雌岳山頂→雄岳山頂→下山。
ダブル登山となりました。
雄岳山頂の気温2℃。
ウェアリングは、
ミレーアミアミ半袖アンダー
ファイントラックメリノジップ長袖
ノース長袖T
モンベルウィンドシェル
サロモンウィンドシェル
スキンズタイツ
ハーフパンツ
ハイソックス
首にバフ
ニット帽
ノース冬用グローブ
0℃までで、動き続けるなら、
これで大丈夫かな、と思いました。
こんなことをおもった。
最高標高516m(雄岳)とコンパクト、雌岳には舗装路で上がる道もあり、
普段から近隣の方々が
お散歩に来られたりしています。
お正月3日、低気温ではあるけれど
よいお天気だからか、とてもたくさんの方々が
山のぼりに来られていました。
普段、山には登ってないようなご夫婦連れ、
普通のスニーカーとGパンで、
「あーしんどいなー」と息が上がってますが、
めっちゃ笑顔です。
大きなわんこ連れのひともいます。
わんこの毛はツヤツヤ。お正月だものね、
年末にシャンプーしてもらったんだね。
懐かしいな。
離れたところで、謡のお稽古をされている男性もいらっしゃいました。
側を通るときご挨拶したら
「頑張ってはりますなあ」てお声がけして下さいました。
舗装路では、杖をついたご婦人の2人連れが
ゆっくりゆっくり、下られていました。
標高は高くないし、眺望が特別に素晴らしいわけでもない。ここに登ったからといって、ヤマノボラーとして達成感を得られるような山では、正直ないと思います。
だけども、
ご老人、わんこ連れ、普段山に登らない人も。
気軽にやってきて、
スニーカーでも登れて(積雪時以外)
ちょっと頑張って頂上に着いて、
やったー!て嬉しくなる。
みんなとっても楽しそうでした。
たくさんのひととすれ違って
ご挨拶しましたが、仏頂面のひとは
ほとんどいませんでした。
幸せな山登りでした。
こんな山登りも、あっていいよね。
うん。
いい山だ、二上山。
![]() |
帰りにお詣りした、二上神社 |