With ベカ太郎(仮名)

2020年11月19日木曜日

よもやま話 身体のこと

 
小辺路帰路、
自宅に着いて車から降りたとき。

「右脚の背面全体に感覚がない」
「血が通ってない」

と感じました。

バス4時間、自分の車2時間、
座りっぱなしだったからな。
そら、当然やな。

3日後。筋肉痛は癒えたというのに、
まだ右脚の後ろ側が、変な感じ。

おかしいな?とは思うものの、痛みがある訳じゃないので、小辺路1週間後にあたる週末、
20km、15kmと走りました。
すると、

・膝背面に重だるさ
・膝が伸びにくい
・でも痛みはない

という状態になってきたよ…?
これは…悪化…?

で、膝をアレコレ触っていたら。

アレ…?
膝の裏が、腫れている?というか、
コレ…なんか、いてる…
ごろごろしたものが、膝の裏に…

気のせいか、とも思ったので、
夫にも触ってもらいました。

すると。
「ナニコレ…」
膝をのばした状態でまっすぐ立つと
肉眼でも異常は見て取れるらしく、
「ボール状のもんが膝裏に入ってる。
 き、気持ち悪い…」

…ヒドい。
でもやっぱりなんかいるよね?
気のせいじゃなかった。
翌日、整形へ。


「痛みはない、とのことですが、
アナタ同年代の女性と比較したら
アホちゃうか!!!
てくらい膝使ってはりますからねー。
(ヒドい…)
あちこちからレントゲン撮りました。」

で、その結果。

半月板の減りはほとんどなし、
関節の変形もなし、
(右側一部異形成アリ)
つまり、関節内の異常はなし。
加齢と酷使の割には、ありがたい…

触診に移りました。
右膝裏、触って1秒で、
「あ、ベーカー嚢腫やね。
エラい立派になって。」

ベーカー嚢腫
膝窩に位置する半膜様筋と
腓腹筋の滑液包が拡大したもの
関節リウマチ、OA、半月板損傷といった
膝疾患と関連があるとされています。



画像借り物





借り物


基本、放置してもいいようなのですが
デカかったので注射器で抜きました。

「ほ〜ら、こんなに漿液が。」
と見せてくれた先生は、なぜか楽しそう…

抜いた直後は、圧迫感がウソのように無くなりましたが、また溜まるとのことで、それは数週間後くらいかしら…と
ユウウツになっていたら。

…翌朝、もう溜まってましたよね…
はえぇよ…

先生曰く
成人のベーカー嚢腫は自然消失しない、
たまるに任せて破裂を待つという方法もある、
という野生的なご意見でしたので、
もうこのまま、「ベカ太郎」(仮名)を
ぽっこり寄生させたまま暮らしていくか…
と思っていたのですが。

再開した整骨院の施術の効果か。
時間薬のなせる技か。
受診1週間後くらいから、
どんどん小さくなり、
今はめっちゃ奥の方に触れないと
分からないくらいになりました。

思えば、春から全くメンテナンスには行かず
思いついたときに、えーかげんな
ストレッチをするくらい。
ペースこそ上げられないものの、距離もそれなり、上り下りはけっこーな量になっていたと思います。おまけに重量+5kg弱で、下りをつっこんだ果無峠で、トドメをさした感があります。

マメなメンテナンスはもちろんとして、
今後のココロがけとして

・荷物が重いときは、下りのペース注意
・荷物を持って距離を行くときの、
 シューズのクッション性を考える
・ストックの併用も考える

とはいえ、加齢はすすみ、身体は摩耗していく訳なので、ベカ太郎(仮名)とは共生していくことになるのでしょうねえ。

頼むよ、ベカ太郎(仮名)。
あんまり成長しないでおくれよ。





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