上り始めてから4.6km、約60分で、
三浦峠(1080m)到着。
よし、下りだ。
うひょー!楽しい!
走れていると、ガンガン標高が下がっていくし
距離も進みます。三浦峠から約6km、
やがて舗装路に出ました。
ここからルートの認識としては、
舗装路→トレイル→舗装路、だったので、
舗装路を下りていき、またトレイルの入り口から、古道に復帰しましたが、おかしい...?
なんで上るの?
ルートミスの警告は出ていませんでしたが、
地図を見ると、三浦峠の方に戻っていました。
あぶなー。
舗装路を走って下ってるうちに、どうやらトレイルに入る、本来の入り口を見落としてしまったようでした。
赤線がわたしの軌跡 青線が正ルート。 戻りかけている。 |
走れていると、コレをよくやってしまうので
ホンマに気をつけないと。
今は朝なので、いいのですが、夕方、暗くなる間際に同じことをやっていたら、もっと慌てていただろう。
余裕のある計画にしていてよかった、と思いました。
R425に出ました。
ウィンドシェルを脱いで走っていますが、
陽のあたるところではけっこう暑くて、アームカバーを上げたり下げたり。
ポテポテですが休まず走って、
予定より少し早く「昴の郷」に到着しました。
ここを過ぎると、1000m越えの果無(はてなし)峠越えが待ち受けていますので、補給しましょう。
うふふ。
まあ、おいしそう。
昨晩の民宿でお願いしていたお弁当です。
持参のフリーズドライ味噌汁と一緒に、半分、いただきました。
おいしー。
あ、今日はお湯はアツアツでした。
あ、今日はお湯はアツアツでした。
なんやかんやで、20分以上休憩し、リスタート。
さあやってきました。問題のつり橋。
う回路は3kmくらい、ルートも確認しました。
でも。
つり橋を渡れば、すぐ果無峠の登り口です。
谷瀬のつり橋が怖かったのは、
・高い
・長い
・人がたくさん渡っていて、めちゃ揺れる
という点だったのですが、
ここは、高さも長さもさほどではない。
何より人がいません。
よし、度胸イッパツ、ここは渡ってみよう。
勇ましい決意の割には、ものすごく恐る恐る渡り始めました。
真ん中に近づくほど
揺れるのはわかっています。
そして、そこまで行っちゃうと
そして、そこまで行っちゃうと
もう戻れない。
大丈夫、怖くない。
いや、めっちゃ怖いんだけど、これで死んだ人はいない。
多分。
(谷瀬のつり橋は、死人が出たことがあります。)
真ん中を過ぎたでしょうか。
あ、大丈夫かも?と思ったときでした。
ギャーーー!!!
め、めっちゃ揺れとるやん!!!
コワイコワイ、怖いよーー!!!
振り返る余裕などある訳ないのですが、
後ろの方で声がします。
どうやら複数人が渡ろうとしているようです。
アンタら!!そこ、一歩も動くな!!!
ステイ!!!!
ああ、念で人を気絶させることができるなら!!
(そこまで怖いんか)
(そこまで怖いんか)
わたしの背中から、青い炎が立ち昇っていたのでしょう、それ以上、揺れることはなく、
無事つり橋を渡り切ることができました。
振り返って、決死の一枚。
やった…やったよ…ガクリ
(真白な灰)
なんだか2000m級くらいの登山をしたようなグッタリ具合ですが、気を取り直して、果無峠に向けて上り始めました。
まずは果無集落まで、1.2km。
よく観光写真に出てくる、美しい風景が楽しみです。
なかなかの急登ですが、時間に余裕はあるのであわてることはありません。
果無集落。
住んでいるひとはいるのかな?
おうちの雨戸は閉まっているようですが、お水を出して下さっていて、思っていたより減りが早いペットボトルに、お水を足させてもらいました。
さらに上っていきます。
果無峠までは、3.6km。ところどころに、ランドマークがありますので、この図を参考に、イヤにならないように。
楽な登りではないのですが、意外に景色は開けているので気持ちのよい山道でした。
標高が900mを越えたあたりから、ハッキリ気温が下がって、またウインドシェル着用。
ビューポイントでは、釈迦ケ岳まで見渡せました。もう少し!
R168 に出て、八木尾バス停。
本宮まであと4.6km、時刻は14:00になってません。やった、参拝時間に間に合う!
ちょっと気が抜けて、その先の道の駅で、
お弁当の残りを食べたり、お土産を眺めたり、
30分くらいダラダラしてしまいました。
ちょっとロストしてしまった後、最後のトレイルに。
お弁当の残りを食べたり、お土産を眺めたり、
30分くらいダラダラしてしまいました。
ちょっとロストしてしまった後、最後のトレイルに。
中辺路と合流です。
本日は、44.73km累積標高2240m、
10:51'02"(休憩込)
川湯温泉は、川べりに露天風呂があったり、河川敷を掘るとお湯が湧き出て、そこに浸かることもできます。
水着もスコップも貸し出しがあります。
もう暗くなりつつありました。
水着の熟年オンナが、暗闇の中、自分の入る穴を自分でザクザク掘ってるってのも、だいぶシュールだなと思いましたのでやめときました。
水着の熟年オンナが、暗闇の中、自分の入る穴を自分でザクザク掘ってるってのも、だいぶシュールだなと思いましたのでやめときました。
宿の温泉に入った後、ぶらぶら散歩。
暗闇の川、あちこちで上がる湯けむり。
公衆浴場。
やりたいことをやりとげた。
よくやった、自分。
うえぇーーーい。