わたしは、あまり、テーマパークに熱意を抱けない者です。
行けば、そこそこ楽しむとは思うのですが、
あの、アトラクション待ちが…。
ツラい…。
早く入れるチケット等、が売っていることは
知っているのですが、
アレやってコレやって、とか考えること自体、
もう、尻込み…。
行けば、そこそこ楽しむとは思うのですが、
あの、アトラクション待ちが…。
ツラい…。
早く入れるチケット等、が売っていることは
知っているのですが、
アレやってコレやって、とか考えること自体、
もう、尻込み…。
ですが。
USJには行ったこと、あります。(ドヤァ)
今から10数年前、わたしの職場は、
2年半ほど、USJでした。
10数年前、派遣社員だったわたしに
仕事のオファーがあり、面接に行ったら
そこはUSJでした。
園内(パーク)で接客する訳ではなくて、
バックヤードで数字を扱う部門でした。
なので、数字の特性はあっても、
他の企業でやることと、
別にそんな変わんないよね、て思ってましたが
採用になり、働き始めると、
自分にとっては珍しいことが色々ありました。
仕事のオファーがあり、面接に行ったら
そこはUSJでした。
園内(パーク)で接客する訳ではなくて、
バックヤードで数字を扱う部門でした。
なので、数字の特性はあっても、
他の企業でやることと、
別にそんな変わんないよね、て思ってましたが
採用になり、働き始めると、
自分にとっては珍しいことが色々ありました。
今は色々変わってると思いますし、
もう時効かと思いますので、
書いてみたいと思った次第です。
もう時効かと思いますので、
書いてみたいと思った次第です。
猫に小判
スタッフが出社するときは、決められたゲートからIDカードで
パーク内に入ります。
IDカードを休日に使って、遊びに来る、
というのも特に止められていませんでした。
(本人使用のみ)
ただし、
割り出されている、数カ月スパンの
来園者数(アテンダンス)予想を見て、
アテンダンスが多い日は避けるべし、
という掟がありました。
すると大体、平日になります。
上司のご好意で、初めて入場チケットをいただいた時、平日休みの夫と遊びに行きました。
(わたしはIDカード使用)
夫はわたしに輪をかけて、
行列嫌い・テーマパークに興味ゼロの人。
閑散期・2月の、最低アテンダンス(予想)の日を狙って行ったら、
おあつらえむきに極寒の日でした。
狙い通り、恐ろしく人が少ない。
、が、寒い!!
行列嫌い・テーマパークに興味ゼロの人。
閑散期・2月の、最低アテンダンス(予想)の日を狙って行ったら、
おあつらえむきに極寒の日でした。
狙い通り、恐ろしく人が少ない。
、が、寒い!!
こういうのって、どちらかが、ハイテンションなら、「あー楽しそうでよかったなあ」て
思えて、つられてテンションが上がるものですが、この場合は…
よくわかっていない2人が来ているので
楽しみ方がわからないし、なんせ、寒い…
盛り上がらないことこの上なく、
3時間もたたないうちに、
「見るべきものは見た!もう十分!」と
いうことになり、最初で最後の、
テーマパークデートは終わりました。
3時間もたたないうちに、
「見るべきものは見た!もう十分!」と
いうことになり、最初で最後の、
テーマパークデートは終わりました。
メルヘンの国のメール
社内外間のメールが来るのは、普通の企業と同じですが、パーク内の情報共有をしたり、協力を要請したりする場合、
一斉メールが入りました。
例えば、迷子のお知らせだったり、
物販店や飲食店(全て直轄)の○○が、
SOLDになりました、とか。
ある日のこと。
「協力要請」のタイトルで送られたメールの冒頭には、
「キツネを探しています」と
書いてありました。
???これはなにかの符牒?
しかし、それはまんま言葉の通りで、
アトラクションの動物ショーに出演してる
キツネが脱走したとのこと。
それは大変!
「〇〇付近で、しっぽが見えました」
とか
「△△の道を横切っていました」
とかの続報が入るたび、仕事そっちのけで
どうなる!!と固唾を飲んでいたのですが
数時間後、無事捕獲されました。
しかし、キツネの行方を探すメールを
職場で受け取ろうとは。
また、ある日は。
朝、メーラーを立ち上げて、表示されていく
メールの件名を何となく見ていたら、
異彩を放つ件名が。
朝、メーラーを立ち上げて、表示されていく
メールの件名を何となく見ていたら、
異彩を放つ件名が。
「はじめまして。キ○ィです♪」
サ○リオと提携して、キ○ィちゃんを招聘、
ひと肌脱いでいただこう、という企画の
初日のことでした。
メールの文面は、
「USJのみなさん、こんにちは!
サ○リオからやって来た、キ○ィです。
自己紹介しますね!
〜
(以下、キ○ィちゃんの生い立ち)
〜
こんなわたしですが、
これからなかよくしてね♡」
みたいな感じで、
ビジネス文面ではなく、あくまで
キ○ィちゃんから来たメール、のていでした。
わー。
キ○ィちゃんからメールもらっちゃった。
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ガヤ体験
わたしが働いていたのは、パーク内の飲食店(全部直轄)の数字を扱う部署でした。
イベントとして、クリスマスとかに
小さなショー付きのビュッフェを開催する時がありました。
ああいうのって、お客様の人数が少なすぎると
ものすごくマが抜けるものです。
ものすごくマが抜けるものです。
よって、予約が少なすぎるときは、
手が空いているスタッフが、ガヤとして
お客様のフリをする時があり、
わたしも2回くらい、行きました。
周りを見ると、他部署の知った顔が
チラ、ホラ、見えますが、
他はみんなお客様なんだろうか…?
ビュッフェにお料理を取りに並んでいると
わたしの前のラフな服装の若い男性、
大皿のお料理の、ちょっと崩れた
盛り付けを一生懸命直してました…
あ〜。現場のコックさんね。
気持ちはわかるが、
そんなお客は、いねぇですよ(笑)?
同じテーブルの、お一人でいらしたらしい
女性。色々話しかけて下さいます。
こんなところにお一人でって珍しくない?
知らないお顔だけど、もしかして
この人もスタッフ?
…と思っていたら。
「お一人なら、この後ご一緒しませんか?」
とお誘い下さいました。
わー。ホントのお客様だったか。
もちろんご一緒できず、本当のことも
申し上げることができず、
大変申し訳ないことでした…
また別の種類のガヤとしては。
ライド系の新しいアトラクションができた時、
お客様にリリース前に、n人有人で稼働し安全を確認しなければならない、という
決まりがあるそうです。
アトラクションのスタッフの
リハーサル目的でもあります。
その、試乗に
終業後、「ひとりノルマ3回」と言われて
頭数に入れられたりしました。
一緒に行った上司に
「安全性は大丈夫ですよね?」と聞くと
「砂袋では確認済みだから!」と言われ
砂袋の次のグレード…と、ちょっともの哀しい
気持ちになったりしました…
終業後、「ひとりノルマ3回」と言われて
頭数に入れられたりしました。
一緒に行った上司に
「安全性は大丈夫ですよね?」と聞くと
「砂袋では確認済みだから!」と言われ
砂袋の次のグレード…と、ちょっともの哀しい
気持ちになったりしました…
と、色々思い出すと、
どれもしょーもないことですが、
やっぱり他の業種ではできない
体験だったな、と思います。
どれもしょーもないことですが、
やっぱり他の業種ではできない
体験だったな、と思います。
2年半いたから、500回以上か。
もう一生分どころか、来世、再来世分も
行ったわね(笑)。
やっぱり人生て、何があるかわからんねえ。
退職時、同僚がくれた 「おさるのジョージ」 |