森のくまさん。

2020年8月27日木曜日

へっぽこ考察 よしなしごと 書くこと


なんか、今年はクマ出没情報を
とてもたくさん聞く気がします。

うちに生息しているクマ。
吉野金剛峯寺分布・くまぶしくん(左右)
独逸分布・シュタイフ(中)

上高地にある、登山口のキャンプ場で
夜、クマにテントごと20m引きずられたとか。
山中じゃなくて、キャンプ場。
しかも、人気があって夏山シーズンの、
あんなに人がたくさんいるところに。

登山口の駐車場に下山してきたら
クルマのボンネットがクマの足跡だらけ。
少しだけ開けてた窓ガラスを押し下げられて
中を漁られて
シートがズタズタになっていたとか。

長野の某山。
入山前に、ザックを置いて、
お手洗いに行って戻ってきたら、
ザックをクマが持ってって、
繁みでガサガサ、中の食料を物色してたとか。
置き引きクマ。

クマがザックを放置して去っても
取り返すのは絶対にダメなのね。
知らなかった。
※クマは獲物にとても執着するので、
 さらに取り返そうとしてくる。

で、そこから、ちょっと調べてたら、
過去の恐ろしくて悲しい事件、
福岡大ワンゲル部・ヒグマ襲撃事件
の検証ドキュメント(NHK)の
動画を見てしまい、血が凍りました…
※凄惨な場面がある訳ではない

事件のあらましも悲惨なんですけど、
巷間言われてるクマ対策が
本当に有効なのか、という検証を
していてですね…(@クマ牧場)

死んだふり
→ぜったいに!!
 やらんとこう!!と思いましたね。
 初手から、はいつくばるのは
 圧倒的不利。


→小さい音=興味を持って近付いてくる。
 大きい音=全然気にしてない。
別の動画で、複数の車のクラクションにも
全く動じてなかった。
熊鈴が効かない、ていうのわかった…


→これがいちばん驚いたんだけど、
 全く気にしないのね。
 大きな木を横倒しにして
 ボーボー燃やしてても、
 普通に近づいて、ヒョイっと越えていた。
 毛皮は耐火なの…?

では、どうしたらいいのか?
クマと遭遇した人の体験を見ていると、
皆様、一様にびっくり仰天した後、
色々な対処法で、生還されています。

目つぶし
 →琉球空手の高段位の方。
  参考にならなさすぎて、そっ閉じ。

舌をつかむ
 →えーと…それはつまり、こういう…?

わざわざ描いた。暇なんか?

  …。 ムリすぎ。そっ閉じ。

眼力勝負
 →前述のNHK動画に、「伝説の熊撃ち」が
 出ておられ、「睨み負けないこと」て
 おっしゃってました。その方の眼光は
 ものすごい鋭かった…
 
クマスプレー
 →思い違いをしていました。
 忌避できるスプレーじゃなく、攻撃用。
 だから、クマが4m以内に近寄ってないと
 そして風上で噴射しないとダメ。
 難しいし、4m以内はイヤだ…
 でも、茂みから出てきたクマとバッタリ
 は、あり得ることだからなあ。
 ガサガサ探していられないから
 すぐ手が届くところに用意しておかないと
 いけない。

木や岩にのぼる
 →クマは木に上るから、
  相手が攻撃してきてからでは、×。
  まだ距離が詰まってない時なら、
  「めちゃデカい奴」て勘違いして
 逃げてくれることが期待できる。

逃げる
 →背中をみせない、大声出さない、
 急に動かない。
 じりじり下がって離れていくこと。
 結局これしかできること、なさそう。
 でも、できるかなあ…
 
北海道にヒグマの会、てのがあるらしく、
このHPがたいへんおもしろかった。
クマのいる島なんだから、クマの生態と暮らしを知って、距離を持って共生しよう、
てスタンスで、色んなことが書いてあった。
ちょっと並べてみると、

・クマの知能は犬と霊長類の間
 (相当かしこい!)

・「警戒心」はクマの生存スキル。
 警戒心が薄いと長生きできない。
 だから市街地や人の多い場所に
 出てくるクマはまだ若いクマが多い。

・若い間に「教育」しないといけない。
 人のいるところに行っても
 いいことはなにも起こらない、
 なんならちょっとイヤな目にあった。
 と思わせれば近づいてこない。
 具体的には↓
 食べ物が容易に手に入らないように
 ゴミ箱の材質をクマのツメや歯が
 かからないようなものにする。
 山やキャンプの食料も同様。
(ベアプルーフコンテナ)
 山方向からの侵入可能箇所に電気柵を設置。
 ダメージを与える目的じゃなく、
 ビビる学習をさせる目的。

ものすごく読み応えのある内容と文章で、
こんなの定期的に読めるなら、
ヒグマの会に入会しようかしら、
と思うくらい。

また、こんなハナシも。

銃を持ってクマと対峙する場合。
わたしは、銃を持ってる人間側は
圧倒的強者だと思っていました。
でも、そうではなくて。
森の中では、木の枝などで射線が遮られるから
10mでも有効射程とは言えなくて
もっと近付かなくてはいけない。
その距離はクマにとっても攻撃可能な距離。
銃で対峙する時は、殺すか殺されるかの
ある意味対等な、命のやりとりである、と。


前述のNHKドキュメント動画、
まだ硬派だった頃のドキュメントのつくりに
引きつけられて、やめればいいのに
全5本最後まで見てしまった。
(バカバカー)
事件の内容はものすごく悲惨。

メンタルというか脳処理と思ってるんですが。
ちょっとした引き金で、理由なく生まれて
増幅する不安感を処理できず、心身が
大変ナンギするという脳バグが発生
するときがあるんですね、ここ数カ月。
(修繕中)
動画視聴後、案の定、バグ発生してしまい、
自分の行いを心底悔いたのですが。
※別にクマが襲ってくるとかの
 妄想に悩まされる訳ではない。
 
ヒグマの会の、論理的かつ建設的かつ冷静
でありながら、経験に基づく頼もしさ、
そして熱意を感じる文章を読んでいたら
少しずつ落ち着けました。
ありがとう、ヒグマの会!

そして一連の自分の感じたことを
拙いながら、文章にする。
読んでくださる方がいらっしゃるなら
少しでも
客観性を持った文章にしたい、と
意識しながら書くことで、
(できばえはともかく、)
さらに落ち着くことができました。

ありがとうございます、
読んで下さった方!!!
長くなったのに最後まで
読んで下さってホントにホントに
ありがとうございます!!!(土下座)

せめて、タイトルは
可愛くしておきました!(誰得)


 

QooQ