はじめての在宅勤務

2020年4月12日日曜日

よもやま話


わたしは神経質な方ではないですが、
新型コロナウィルスの強力な感染力には
恐怖を感じています。

感染するかもしれないこと。
そして誰かに感染させてしまうかも
しれないこと。

一番感染リスクの高いのは
通勤と職場だと感じていました。

特に職場。

早い段階から海外出張、続いて
不急の国内出張も禁止になり
ビルの出入りも厳しくなったり
してはいましたが、
職場で感染するんじゃないか、
という不安は
日に日に高まっていました。

・マスクしない人がいる。
 持ってない訳じゃなく、
 フロアではしたくない、らしい(怒)。
・社内会議、会議室のドアは
 閉められる上、隣席とは
 60cm位しか距離がない。
 その中でマスクなしで喋られる…
・エアータオルの使用が禁止になったら
 給湯室のお茶当番用のタオルで
 手を拭く輩が複数人いる(呆)。
 (発見後、問答無用でタオル撤去)

一日に何度も手を洗う日々。
手は羅生門の老婆のよう…

4月7日、緊急事態宣言が出されて、
勤務形態は、時差出勤と在宅勤務に。
振り分けは各課の裁量で、とのことで、
わたしの所属課は、
「交代で週一回の在宅勤務」
「その他の日は7:30始業」
ということになりました。
仕事自体は、本来、在宅で全然いける仕事。
ですが、環境の保守や問い合わせに
対応するためには出社の必要あり、
ということでこの形態になりました。

…がっかり (´・ω・`)。
あと、7:30始業、朝はえぇよ…

しかしやらねば。
ということで、先日、
はじめての在宅勤務をしてみました。

〈環境〉
会社PCを持ち帰り使用。
接続ステップは、
自宅インターネット

Virtual Private Network

社内サーバー
社員とのやりとりは、
メール、電話、web会議。

家庭の構成員は夫とわたしで、
夫は、職業上、在宅はないので
出勤しました。ので、わたしひとり。
元々ひとり作業で、仕事の特性上、
周りに人がいても
電話以外、誰とも話しをしなかった、
という日はザラにあるので
ひとりで仕事するのは無問題。
接続ログは、全部残るので、
悪事もできません。やれないけど。
(チキン野郎)

さて定時にPC起動。
服装は別に規定ないですが、
なんとなく自分の落としどころで、
「ターミナル駅くらいには
 行ける程度の普段着」。
メイクはわたしにはスイッチなので
普段通りにしました。
web会議の招集がかかるとマズい。

しばらく普通にやってたのですが、
なんででしょうねえ…
急に掃除したくなる、あの感覚。
お手洗いに立ったついでに、
クイックルワイパーなど
かけたりしてました。
なんでだ。

とにかく今、手が荒れているので
ハンドケアをしながら
仕事していたのですが、
ふと、アタマに、
「上はスーツ、下はぱんつのみ」
で仕事してた英外務大臣だったかな?
の姿がよぎりました。
わたしはちゃんとはいてるのですが、
我が脚を見やれば、ガサガサ…
急に気になり(なんでだ)、
机に林立するクリーム類を
脚にも塗り塗り。


仕事、塗り塗り、仕事。

シートパックの箱が手に届くところに
見えました。

脚に貼り貼り。仕事。

…顔にも貼ろうかしら?

web会議は、
招集されたURLに接続して
参加状態となるので、数分の
猶予があります。
その時取ればいいや、と
眉・目周りだけ避けて(メイク取れるから)
シートパックを貼り、
ちょっとしたスリルを
味わってもみました。
(チープ…)

そんなことをしながらも
いつも通りに仕事をして
無事業務終了。
終えてみての感想としては、

・通勤ないと、ホントに楽!
 マジで楽!
 仕事ストレスの半分は通勤だった。
・毎日だと、椅子に注意しないと
 辛くなる。
 わたしはダイニングソファーに
 色々置いて調整。
・お昼ごはんは、前日に準備。
 弊社、45分しかないせいもあるが、
 家の昼休み、あっちゅーまに
 時間がたつ。時空がゆがんでる。

やり取りは全部メールで済む案件
ばかりだったせいもあるけど
快適でした。
週3日くらいできないかな、と思うけど
そうなると不便なこともでてくるかな。
わたしはひとりだからいいけど、
お子さんがいる場合は大変そうだ…

かつて、どうにかしてできないか、と
憧れた在宅勤務。
セキュリティの関係上、もう無理だと
思ってましたが、こんなことで
できるようになるなんて。

ほんとうに、今の状態は
誰も経験したことがないこと。
これからどうなっていくのか
全くわかりませんが、
我らは、
「数10kmから、なんなら数100km
 という距離を自力で移動する
 体力と気力を有する」
「それを喜々としてお金を払って行う」
ちょっと、アレな者たち。
持ち前の、ちょっとアレな持久力を
いかんなく発揮して、
乗り切ってまいりましょうね。

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