求ムグランデ
阪和自動車道、紀の川SAにて。
ここで売ってるみかんジュースが好きすぎる。
1Lくらい飲める自信がある。
(飲まんでエエ)
行き、2杯買おうとしたら(注・1人です)
材料切れで1杯しか買えなかったのが
とってもとっても悲しかった…
帰りは寄れず…
梅の里のマラソン大会。
あちこちに植えられた梅が、
昨年よりよく咲いていました。
控えめで儚くて。桜より好き。
梅干し屋さんにある、小粒南高梅。
樹形がホントに美しくて、
低い位置の枝から、見事に可愛いお花が
咲いていました。
窓の下には神田川(流れてない)
泊まった旅館@白浜。
個室ですが、畳のお部屋でした。
しょーわな佇まいが懐かしい…
ゴロゴロするには最適でしたが喫煙可。
(、ので夜〜朝しか部屋にいなかった)
残念だけど、お手洗いもついてて
大浴場もあって、素泊り4000円は
よかったなあ。
次は絶対に、禁煙部屋で!!
よかったなあ。
次は絶対に、禁煙部屋で!!
スマホで探しただけなのに
素泊りだったので、夕食は外食。
車で15分以内の場所で、
ナマモノ避けて、定食とかご飯もので、
と思って適当に探した店に行きました。
19:00過ぎくらいだったでしょうか。
白浜の中心街は、立派なホテルが立ち並び、
明るいのですが、そこを過ぎると
明るいのですが、そこを過ぎると
とたんに真っ暗になります。
スマホのナビが示した場所は
街灯すらなく真っ暗。
よーく見ると、薄明かりのついた小さな店が。あ…あってるんだよね?(疑)
駐車場は完全に闇の中で、お店入口まで、
車に乗せてるハンドライトを使って
慎重に歩いていきました…
慎重に歩いていきました…
やってるのかしら?と訝りながら、
店に入ってビックリ。
手書きでなにか書き殴られた半紙が、
壁一面にびっしり、貼られています。
え…コレはナニ…?と思ってたら
「…いらっしゃい」と小さな声。
見ると店主らしき男性がカウンター内に
立ってらっしゃるのですが、
仙人ぽい風貌に、野球帽。
野球のユニフォーム(非プロユニ)。
ベストを重ねておられるのですが、
なんか防刃ベストに見える…
(なにしろ薄暗いので)
この時のわたしの混乱と動揺を
どうか、ご想像いただきたいと思います…
「あの、あの、や、やっておられますか?」
と、動揺をできるだけ隠して聞きました。
と、動揺をできるだけ隠して聞きました。
「はい、やってますよ。」と店主。
…そうか…やってるのか…そうか…
奥にコタツもありますよ、とのことでしたが、できるだけ入口に近い席に座りました。
だってだって、壁の半紙をチラ見したら
「飼い犬であるより野良犬であれ」
みたいなことが書いてあってですね…
ちょっと面倒くさそうな匂いが(失礼)。
奥のコタツには男性客が座られてて
お客はわたしとその人だけのよう。
座っちゃったからには仕方ない。
生姜焼き丼を頼みました。650円。
やがて運ばれてきた料理は
フツーの料理でした。
お母さんぽい味で美味しかったのですが、
下になぜか航空写真が敷いてあって、
理由はよくわかりません…
謎は深まるばかりです…
謎は深まるばかりです…
壁の貼り紙は写真、撮れませんでした。
怒られそうというより、アナーキストぽい、
その主義主張の説明が始まっちゃうと…
ちょっと…その…困りそうで(失礼)。
その主義主張の説明が始まっちゃうと…
ちょっと…その…困りそうで(失礼)。
ですがそれは杞憂に終わり、
特に構われることもなく、
お勘定後、お店を出たら、
無言で背後からライトを照らして
(なにしろ暗いので)
(なにしろ暗いので)
車までお送りいただき、
道路では誘導もして下さいました。
(車は一台も通ってなかったけども)
親切だ…
道路では誘導もして下さいました。
(車は一台も通ってなかったけども)
親切だ…
あー写真撮っとけばよかったかもと
後悔したのですが、
実は有名な(別な意味で)お店みたいで
結構記事が上がっていましたので
画像お借りします。
上に上に重ねて貼ってあって
壁はほとんど見えない状態でした。
(チーム名・祭)
今は髪もヒゲも伸びて、仙人みが
順調に増しておられます。
予備知識なく、たまたま行っただけなのに。
なんだってこんなに濃度が高いんだ…
でも料理はわりとおいしいので
気になる方は白浜に行かれたら、ぜひ。
そのさしだす手は
レース当日。
アップをしようと歩き出したら、
ラブラドール2頭連れの方が
アップをしようと歩き出したら、
ラブラドール2頭連れの方が
いらっしゃいました。
まだ若い犬のよう。
可愛いなあ…と思って近くを通るとき
見つめていたら、犬と目が合いました。
わくわくしてる目に抗えず、
「触らせていただいていいですか?」と
飼い主さんにお許しをいただいて、
犬の前に座りました。
、ら。熱烈歓迎…!!!(感涙)
ピンクのカラーをつけた女の子。
(しらないひとだけど、あなた、
わたしがすきでしょう?)
(わたしをすきなひとは、
わたしもだいすきーーー)
(さわってくれてうれしーー)
(たのしーーー)
若くて元気いっぱいの犬。
友好的な犬種だし、飼い主さんの
しつけもしっかりされているし、
愛情いっぱいで育てられてるからこそですが。
自分を触る手に悪意があるかも、なんて
1mmも考えてなくて、
わたしが彼女に示す好意を
全肯定してくれて、
全身で好意をお返ししてくれる犬。
うれしい・たのしい・だいすき
という気持ちの固まりが、犬のカタチを
成しているようでした。
「犬を飼ってらっしゃるでしょう?」
飼い主さんにそう聞かれて、
一年前に亡くしてしまって、と答えました。
また犬と暮らせたらいいな、と思いながら、中々次の一歩を踏み出せずにいましたが、
じぶんをすきなひとは
みんなだいすき。
あなたがさしだすては
じぶんをなでてくれるてでしょ?
という目で、自分を見上げてくれる
生き物を、
育てて、守って、歳をとらせて。
そして、
あーたのしかった!
という気持ちのまま、見送ってやりたい、
もう一度。
そう強く思いました。
もう一度、犬と暮らそう。
よもやま書くの楽しくて、
ついついまた、長くなってしまいました。
これにて、2020口熊野レポ、おしまいです。
最後までお読みいただいた方、
本当にありがとうございました。