滑る話。

2019年12月20日金曜日

よもやま話

火曜日は雨でした。
夕方、用事があって途中下車し、
目的地までハイペースで歩いている時も
雨は降り続いていました。

路面がタイルのような道になり、
前を行く、歩きスマホの人を追い越そうと
足に荷重をかけた、その時。

ドリフのコントを踏襲したような
会心のフォームで、見事に転倒し、
右臀部で華麗な着地を決めました。

いたい…

その日の靴は、パトリックのスニーカー。
可愛い♡ソール全面が赤で、
歩いていても可愛い。
(でも自分には見えないね。)


買って一年くらいですが、
そういえば雨の日にはいたことは
なかった気がします。

いやあ、失敗失敗、と思いながら、
目的地に急ぎ、用事を済ませました。
で、帰ろうと方向転換した、その時。
自分の感覚を裏切って、急に風景が
横に流れた、と思ったら、臀部全面で
着地していました。

い、痛い…。

どうやら濡れたグレーチングで
滑ってしまったようです…

グレーチング=金属のアミアミのフタ

気を取り直して、駅へ向かう道。
2回の転倒後なので慎重に歩いていましたが、さすがイナカ、街灯が途切れました。
暗いから気をつけようと思った、その時。
トラップのように出現したグレーチングで
みたび、臀部で着地。

い…いた…痛い…

ただ運がいいだけだとも思うのですが、
結構な頻度で転倒してるにも関わらず、
大きな怪我をしていないのは、
若かりし日、かなりガチでやっていた
(ひと冬、スキー場でバイトしながら
滑っていたくらい)
スキーで転びまくっていたおかげかも
しれないなあ。
転ぶって思ったら下手に抵抗せず
転んでしまった方がケガしにくいもんなあ。

それにしても、今日は散々だな、と
思いながら、駅に着きホームを歩いてる時、自分が点字ブロックの上を歩いている
ことに気が付きギョッとしました。

これもしかしたらヤバイんちゃうのっていうてるそばからズルッときたやんかアカンアカンここはアカンて危ないてちょっとヤメテヤメテヤバい落ちるて危ない死ぬギャーーーーー

この駅のホームはとても狭い。

画像借り物
右側は線路です。
今度ばかりは流れにまかせると落ちる!
と本能的に思ったのでしょう。
とっさに渾身の力で右手を着き、
なんの意味もなさないのですが、
首を思い切り、左に捻ったようです。
線路には落ちずに済みました。
よかった…

ホームでは歩きスマホはしない、
下戸なので酔っ払うこともない、
ホームから転落することなどないだろう
と思っていましたが、
こんな危険が潜んでいたとは。

靴のソールはこんなかんじ。


ちょい硬めの樹脂って感じの素材です。
晴れの日はなんの問題もないんですけど
雨の日ははかないようにしないとな…

いかなる神仏のご加護か、
怪我らしい怪我はなく、
右手親指付け根の打撲、
臀部の打撲、くらい。
あと首がちょっと動かしにくいかな。

でも後からわかることもあるみたいで、
同僚女子のハナシなのですが。

南の島に旅行に行き、飲み屋でご機嫌に
酔っ払ったのは良かったけど、
ちょっと量を過ごしてしまい、
飲み屋で仰向けに転倒。
驚いた同行者に、救急病院に
連れて行かれた彼女。
病院には当直医がいたそうなのですが、
「酔いもイッパツで醒めるチャラい外見」の医師だったそう。

失礼ながら、医師免許あるのかと
訝しみながら診察開始。
頭痛があるかなどの問診後、
歩かされたそうなんですね。
すると、「まっすぐ歩けてないねぇ」と。

いや、酔うてるて言うてますやんか、と
言う暇もあらばこそ、
CTを撮るていう話になっていました。

ええーと思った彼女に更に追い打ちが。

「まず体重を計りましょう」

って、なんでやねーーーん!

結局CTを撮ったかどうかは
忘れてしまったけど、
「心に刺さる胡散臭さの医師」
だったとしみじみ語ってくれました。

また、オチとして、
旅から帰って、あまりの臀部の痛さに
病院にいったら、尾骨にヒビが
入っていたという…(合掌…)
ギプスもバンテージもできず
ただ、痛さを耐え忍ぶしかなかったそうです。今はすっかり完治。

わたしも臀部がとっても痛いんだけど
まさか…
いやいや4回も体重を受け止めたんだから
当たり前だよね。
うん、そうに決まってる。

忘年会シーズンでもあるこの時期
皆様も転倒にはお気をつけ下さいね。
(お前がいちばん気をつけろ)


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