into the unknown

2020年9月21日月曜日

トレラン 熊野古道伊勢路 山歩き

 熊野古道伊勢路。

熊野古道の伊勢路(いせじ)とは、伊勢国・伊勢神宮から、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)へ通じる参詣道であり、熊野参詣道のひとつである。伊勢神宮から熊野速玉大社までの総距離は約170km



存在を知ったのは、
伊勢本街道チャレンジ、終盤。

伊勢本街道チャレンジ顛末
その日の宿泊地、相可(おうか)のホテルで
各種観光パンフの中に
熊野古道伊勢路の地図がありました。



ほえ〜〜あんな遠いところまで古道が
続いてるんだ!!と驚きました。
翌日、伊勢に向かう道中、田丸の街に
伊勢と熊野に分かれる標石を見つけて、
いつか、ここから熊野方面に行けたら
面白いだろうなーと思ったりしました。



、だけども、なんしか道程が長い。
分割するにしても、
先へ行くほどに、スタート地点が遠く
帰る時間も長くなる。
相可でもらった地図を眺めては
「いつか行きたい」
「5日くらいかけてのんびり?」
「それは定年後?」
とか、ぼんやり考えてました。

マラソンやトレランのレースに出だして
道楽ラン旅をはさむのは難しくなって、
数年がたち。

世の中の情勢が変わって、大会は開催が
難しくなって。
少しずつ、大会は戻りつつありますが、
レースに出たい気持ちがない、今。
複数日かけて、目的地に自力移動する。
そういう道楽旅を、またしたいと思いました。

現在の自分の状態から、
「エスケープできるポイントと
手段が複数あること」は必須条件。
紀伊半島は関西でも行きにくいところですが、
熊野古道伊勢路は、
JR紀勢線とほぼ並行に通ってます。
ハゲシク本数の少ない鉄道を
カバーするように、意外やバス網が多い!
バスの本数は1時間〜1.5時間に
1本くらい。あるだけでありがたい。

うん、熊野古道伊勢路だ。
熊野速玉大社に行こう。
9月の4連休。
使えるのは、9/19〜9/21。
9/21夕方早目には帰宅・要なので
実質使えるのは9/19・9/20。
山中からは日没までに抜ける、
夜は走らない、
宿泊施設に泊まる。

この宿泊地が少し問題で、
ルート付近の宿泊施設を探せるのが
紀伊長島くらいからで
それ以前の地には、ないようでした。
ならば、と、
ゴール・速玉大社のある新宮から

距離を逆算して、ルート上に宿泊施設のある

ポイントを挙げて考えると、

 熊野 新宮から27km
 尾鷲 新宮から63km
紀伊長島
    新宮から93km

自分の歩き走りできる距離 →
 累積標高が1000m前後なら
 一日60kmまで。
 (累積標高が上がれば、
  距離は下がる。)

初見の道を2日間連続で移動するので、
余裕を見て、一日50km くらい?

として考えると、紀伊長島からもう少し
手前から初められる。





諸々考えて、


一日目
 紀勢線 伊勢柏崎駅スタート
 尾鷲まで、熊野古道伊勢路を辿る。
 尾鷲泊
 45km


二日目
 尾鷲から、熊野古道伊勢路を辿って熊野。
 熊野から海岸線を行くが、
 15km位行ったらバスに乗る。ゴール。
 新宮泊
 55km


という計画にしました。

一日目に伊勢柏崎駅に行くには、
松阪駅から、5時台または6時台の
紀勢線に乗らなくてはなりません。
次は16時台(!)までない。
松阪に泊まる?と思いましたが、
帰りの新宮からの電車を調べてると、
朝9時台に新宮を出るなら、
新宮→松阪→近鉄で鶴橋
が、新宮→大阪より早く帰れることが
わかりました。(全部特急)
それなら、松阪まで車で行ったらよくない?
調べたら駅周辺に駐車場、たくさんあるし。


スタートまで
 家→車で松阪まで→松阪に車停める
 松阪から紀勢線→伊勢柏崎


ゴール後
 速玉大社→新宮泊
 翌日、新宮→特急で松阪まで
 松阪から、車で家


諸々準備の末、いよいよ、出発の朝。
というか、3時前だから、まだ夜だ…
(続きます)

into the unknown













QooQ